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木×仏像(~6/4) [美術鑑賞]

大阪市立美術館の特別展「木×仏像」に行ってきました。
タイトルのとおり木彫仏のみを特集する展覧会で、材質や技法にも注目した解説が興味深いです。時代も飛鳥時代から江戸時代まで幅広く、仏像そのものの作風の変遷を見ることもできます。
木彫仏ならではの注目ポイントとしては、わかりやすい例を展示しての技法の説明が面白かったです。木材の乾燥による亀裂を防ぐための内刳りというのは、聞いたことはありますけれどもあんなにごりごり中をくりぬくものだとは知りませんでしたし、木造だからこそ可能になった寄木法も昭和になってから作られた標本でじっさいの構造を見せてもらえます。他にもよく用いられる木材に触れたり重さを比べたりできるコーナーもあり、桐が明らかに他より軽い!なんて体験もできました。
特別な由来のある材料が使われている例も出ていたのですが、木材が採取された場所までわかるのは珍しいというのが少々意外でございました。そんな中「閻魔王の宮殿の松で作られた」像というのがありましてこれはぜひその筋の方にご覧いただきたいと思います。仏像のほかにも、円空の秋葉権現など素敵なものが出ていましたよ。
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