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クラーナハ 五百年後の誘惑(~4/16) [美術鑑賞]

国立国際美術館の「クラーナハ 五百年後の誘惑」に行ってきました。
何が驚いたかって、びっくりするくらいできるビジネスマンだったことですよ。宗教改革の出発点となったヴィッテンベルクの宮廷画家であり、ルターと個人的な付き合いもあって肖像画を多数描いているルカス・クラーナハ(父)ですが、それはそれとしてローマ教会サイドのための絵もたくさん残しているんですよね。大きな工房を構えて仕事をしていた人気画家ですから当たり前なんですけれども、ルター派のイメージが強くなっていたものでちょっと衝撃を受けました。
「ホロフェルネスの首を持つユディト」「ヴィーナス」など、よく見かける作品がいくつも来ているので気になっていた人には絶対に見逃せない展覧会です。すぐれた実業家でもあったわけですから、当時の画家の主な仕事である肖像画のお仕事についても見ることが出来るのがいいですね。あまり大きくない作品のほうが、精緻な描き込みぶりが堪能できてよろしいのではないかと思います。
あとは裸体像のへその描き方が現代日本における一般例と違うことが気になりました。昔のヨーロッパといっても医学的な事情はあまり関係なさそうなので土地柄かモデルさんの都合ですかね。
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